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  1. 車庫証明書の取り方とは?申請方法や取得の際の注意点を一挙ご紹介

車庫証明書の取り方とは?申請方法や取得の際の注意点を一挙ご紹介

車の購入の際に用意する必要のあるものの1つに「車庫証明」があります。

ナンバープレートや、車検証の交付にも必要となる書類ですが、一見複雑ですが申請フローを抑えれば簡単に申請することが可能です。

本記事では、車庫証明を用意するべき場面や申請の方法を詳細に解説します。車庫証明取得について不安がある方や、これから申請する方はぜひ参考にしてください。

目次

車庫証明書がどのような場面で必要になるの?

「車庫証明」の正式名称は「自動車保管場所証明書」と呼ばれ、車の駐車場所が存在することを証明するための書類です。車を保有している場合は、新車・中古車に関わらず発行が必要となります。未申請や虚偽の申請の場合は処罰(例:10万円以下の罰金)の対象になる可能性があります。車庫証明が不要な地域もあるため、申請の前に一度自治体へ確認することをおすすめします!

車庫証明書が必要になる場面とは?

車庫証明書は以下のような場合に必要となります

  • 普通自動車を購入し利用者となる場合
  • 保管場所が変更された時

ただし、以下の場合は車庫証明の提出が不要になる場合があります。書庫証明の地域による必要かどうかは、お住いの自治体ホームページより確認が可能です。

  • 軽自動車の購入の場合 ※地域によっては提出が必要になる場合があります。
  • 車庫証明が不要な地域

車庫証明書の申請方法

以下では、車庫証明はどこで入手し、どこに申請をするのか、申請のフローについて説明します。

  1. 申請書類を入手する

    車庫証明は、以下の3つのパターンで受け取ることが出来ます。ダウンロードをする際は、警察署によって書類形式が異なることがあるので必ず管轄の警察署のホームページをご利用ください。

    • 保管場所を管轄している警察署
    • 警察署のホームページからダウンロード
    • (新しく購入する際)販売店で直接受け取る
  2. 申請書類の作成

    車庫証明申請に必要な書類は4つあります。

    • 所有者と申請する車の情報を記載する「自動車保管場所証明申請書」
    • 車庫証明書が交付された自動車であることを示すためのシール「保管場所標章交付申請書」
    • 車の保管場所の、土地所有者が記載されている書類
      • 自己所有地 = 保管場所使用権限疎明書面(自認書)
      • 他人所有地 = 保管場所使用承諾証明書
    • 保管場所付近の道路や建物、目印となるものを記入し、保管場所と居住地の位置関係を示す「所在図・配置図」
  3. 車庫証明書の申請/受け取り

    必要書類を保管場所を管轄する警察署へ持っていき、申請をします。申請の手続きには都道府県によって差はありますが2,100円ほど手数料が発生し、保管場所標章が交付される際も500円程手数料が発生します。

    • 受け取りまでの流れ

      申請から1週間程度で交付されます。受け取りは、平日の申請先警察署で直接受け取るか郵送かを選択できます。オンラインで車庫証明の申請を行った場合は受け取りは申請先警察署へ直接出向く必要があります。

    • 注意点

      申請の注意点として、車庫証明に記載されている利用開始日からではないと警察署では受け取ってもらえません。また、車庫証明はご拠点から2km以内の保管場所でないと申請の対象とならないため、必ずご確認ください

車庫証明書申請書類の記載方法

以下では、書類の記載方法に関してお伝えします。

  1. 自動車保管場所証明申請書

    車庫証明書を発行するにあたり必要な書類です。複写式となっており、書式は都道府県によって異なります。

    申請書には、①車名・②型式・③車台番号・④大きさ・⑤使用者の住所・⑥保管場所(駐車場の住所)・⑦申請者の名前、電話番号、居住書・⑧申請する警察署名・⑨保管場所使用権原・⑩申請車両・⑪前車登録番号、現車登録番号・⑫連絡先および代理権を記入します

    これら記入事項に漏れやミスがあると、再度警察署に行き、再申請が必要となります。

  2. 保管場所の所在図・配置図

    ご拠点場所から保管場所がどれくらい離れているか、近隣にはどういった場所があるかを簡単に図式化されている書類です。

    保管場所の所在図・配置図の左側には、ご拠点場所から駐車場までどのような位置関係なのかを距離・途中にある建物・通りの名前と合わせて簡略的に記入します。保管場所の所在図・配置図の右側には駐車場の駐車場を拡大化し、配置図を書きます。

    保管場所が自宅の場合は自宅を書いていただいて問題ありません。

    保管場所が月極駐車場の場合、注意点が幾つかあります。通常の書類に加えて、保管位置、出入口の幅、区画の大きさ、車道の幅を記載する必要があります。

  3. 自認書または保管場所使用承諾証明書

    賃貸マンションやアパートの駐車場を保管場所として使う場合に必要です。自分が所有する土地に駐車する場合は自認書(保管場所使用権限疎明書面)が必要となります。

申請するうえでの注意点

車庫証明書を申請する際は申請タイミングや保管場所についても注意が必要です。保管場所では、保管場所が2km以内であり、保管場所として使用できる権原を有していること。申請時はすべて必要書類をそろえたうえで申請を行わないと書類を申請出来ません。警察署で行われる手続きは、時間が限られている平日の営業日のみのため、対応が難しい場合はディーラーや中古車販売車代行してもらいましょう。代行代として2万円ほどかかってしまいますが、時間を気にすることもなく、納車日に合わせてもらえるので安心です。

車庫証明におけるよくあるご質問

Q. 車庫証明書とは?
A.車の駐車場所が存在することを証明するための書類です。車を保有する場合は新車・中古者に関わらず必要であり、車庫を管轄する警察署へ申請することで受け取ることができます。

Q. 車庫証明書はなぜ必要?
A. 車庫証明は公道で車を保管するなどの違法駐車を防ぐためのもので、「車庫法」という法律で義務付けられています。一般的に引っ越しや車の購入時に必要になるものです。使用者の住所が変わり保管場所は変わらない場合でも、使用者の住所と保管場所の距離を証明するために変更の届けを出す必要があります。

まとめ

車庫証明の取り方に関して、書類のもらい方から記載方法までをご紹介させていただきましたがいかがでしたでしょうか?

車庫証明は、車を購入して使用するにあたって必ず必要になってくる書類になります。忘れずにしっかりと取得しましょう!